LIXIL(リクシル)のトイレを検討しはじめると、種類の多さに驚かれる方も多いのではないでしょうか。
「サティス」や「プレアス」などの名前は聞いたことがあっても、実際にどれが自分の家に合うのかまでは分かりにくいものです。
そこで今回は、当社での施工実績をもとに、実際によく選ばれているモデルやその理由を整理してみました。
価格帯や設置条件との相性も含めて、LIXILのトイレ選びを考えていきます。
LIXILトイレの特徴とは?
LIXILのトイレは、デザイン性と清掃性のバランスが取れている点が大きな特徴です。
見た目のすっきり感だけでなく、毎日のお手入れがしやすい工夫が細部まで施されています。
代表的なのが「アクアセラミック」です。
便器に水アカや汚れがつきにくく、落ちやすい素材で、長く使っても白さを保ちやすいのが特長です。従来の陶器と比べても、黒ずみや輪ジミが残りにくいため、掃除の負担軽減につながります。
さらに、シリーズによっては「お掃除リフトアップ機能」など、便座まわりを浮かせて拭ける設計も採用されています。見えにくい隙間まで手が届くことで、日常のストレスを減らしてくれます。
デザイン面では、タンクレスのサティスをはじめ、タンク式でもすっきりとしたフォルムのモデルが多く、空間に合わせた選択が可能です。
機能重視のモデルから、インテリア性を高めたい方向けのモデルまで幅広いラインナップがあることも、LIXILトイレの魅力といえるでしょう。
LIXILトイレ人気ランキング当社施工実績より
当社での施工実績をもとに、LIXILトイレの人気モデルを順にご紹介します。
「実際に選ばれている順」ですので、これから検討される方の参考になれば幸いです。
1位 アメージュ便器
もっとも多く選ばれているのが、アメージュ便器です。価格を抑えながらも、アクアセラミックや便器のフチレス形状といった基本性能はしっかり備えており、取替リフォームとの相性が非常に良いモデルです。
既存のタンク式トイレからの交換がしやすく、「まずは安心して使えるものを選びたい」という方に支持されています。
価格帯目安
トイレ本体のみの交換なら、12~15万円。壁や床の張り替えを含めますと、19万~25万円が相場です。メーカー協賛イベント等で割引対象になりやすく、お得に取り替えが可能です。
和式から洋式へのリフォームなら45万~60万円ほどかかります。壁や床の補強、手すりの設置、段差の解消などを合わせて行なう場合は、さらに金額が上がります。
売れている理由とメリット
本体価格と清掃性、そしてデザインのバランスが非常に良く、設置したお客様の満足度も高いです。機能がシンプルなので長持ちしやすく、使用状況にもよりますが15年以上使うことも可能です。
デメリット
便器にはフチレス形状が採用されており、便器そのものの清掃性は高くなったものの、「便座裏に飛び散りやすくなった」との声も。
またタンクと便座が別々になっているため、一体型に比べるとどうしても清掃性が落ちてしまいます。掃除時間の短縮を望むなら、一体型を購入するのも手です。
2位 アメージュシャワートイレ
便器とシャワートイレが一体になったモデルで、見た目がすっきりする点が魅力です。
機能性を高めつつ、価格はできるだけ抑えたいというニーズに応えられるため、戸建て・マンションともに安定した人気があります。
価格帯目安
トイレ本体のみの交換なら、17~20万円が相場です。割引キャンペーン対象になることが少ないこともあって、アメージュ便器と比べるとやや金額が高くなる傾向があります。
売れている理由とメリット
清掃性が高く、手洗いが吐水口と手洗鉢が滑らかにつながったデザインなので、サッとひと拭きでお掃除できます。また手洗いボウルも深めなので水が飛び散りにくいと評判です。
デメリット
一体型のためどうしても部分的な修理が難しく、寿命が短くなる傾向があります。平均的な使用年数は10年と言われています。
3位 Jフィット
タンク式でありながら、見た目はタンクレス風というデザイン性の高さが特長です。
空間をすっきり見せたいけれど、給排水条件の関係で完全なタンクレスが難しい場合にも選ばれています。リフォームで雰囲気を一新したい方に人気のモデルです。
価格帯目安
トイレ本体のみの交換なら、25万~30万が相場です。オプションやシャワートイレのグレードによっても大きく金額が変わるため、必要な機能を厳選しましょう。
売れている理由とメリット
キャビネット内にタンクや給水管を隠せるので見た目がすっきりしています。またキャビネットのサイドに掃除道具やトイレットペーパーを収納できる点も大きな魅力です。
できるだけトイレ内の生活感を出したくない層に高い人気があります。
デメリット
便利さが特徴のJフィットですが、キャビネット付きのため、設置スペースが限られる場合があります。特に狭小なトイレ空間では、導入が難しいこともありえます。また、価格面では、基本モデルと上位グレードの差があるため、予算配分に注意が必要です。
キャビネットを取り付ける都合上、床に傾きがあるとキャビネット扉に不具合が起こるため、追加工事が発生する可能性があります。
4位 プレアスLS
プレアスはLIXILトイレの中でもデザイン性と機能性を兼ね備えた人気のトイレです。タンクレス風のデザインが、多くの人から支持を集めています。
価格帯目安
トイレ本体のみの交換なら、25万~30万が相場です。Jフィット同様グレードによって大きく価格が変わります。
売れている理由とメリット
タンクレストイレを希望していても、「予算があわない」「水圧の問題で取り付けられない」場合の代替え商品としても人気は高いですが、価格と機能のバランスが良い点も人気のある理由です。すきま汚れをラクラクお掃除できる「お掃除リフトアップ」が特に便利で、ショールームで体感した方はそれだけの理由でもプレアスを選ばれることも。
デメリット
Jフィットと同様、オプションやグレードによって大きく価格が変わります。また従来品よりも前出寸法が抑えられているので人によっては座る面積が狭く感じる可能性があります。
5位 サティス
LIXILのサティスは、タンクレストイレとして人気のあるモデルです。デザイン性と機能性を兼ね備えており、限られたスペースでも快適に利用できる設計が特徴です。バリエーションも豊富で、複数のデザインのものから選ぶことができます。
価格帯目安
サティスの価格は、モデルや仕様によって異なりますが、トイレ本体のみの交換なら40万~60万が相場です。高価格帯ですが割引キャンペーンが行われることもあり、その時は少し安く設置することが可能です。
売れている理由とメリット
サティスはその見た目のすっきり感と機能性が評価されています。コンパクトな設計が狭小空間でも有効活用できる点が好評です。
水の力で汚れを防ぐ「アクアセラミック」と、便座周りの掃除を簡単にする「お掃除リフトアップ」は、他の便器同様に人気があります。また、Gタイプのモデルには「泡クッション」機能が搭載されており、効果的に尿はねを抑えてくれるため、清潔さが保たれやすいです。
デメリット
タンクレスタイプのサティスは、一部の住宅において水圧不足を感じることがあります。特に水圧が低い地域・住宅では排水性能が低下する場合があるため、事前確認が必要です。また一体型のため、故障時の修理がコスト高となるケースが多く、保証サービスの検討も考慮すべき点です。
6位 フロートトイレ
フロートトイレは、便器が床から浮いているように見えるデザインで、視覚的に広がりを感じさせる人気のトイレです。特に床の掃除のしやすさが評価されています。
価格帯目安
フロートトイレは機能やオプションにより価格が変動しますが、トイレの取替のみですと、おおよそ60万円台から80万円台という価格設定が一般的です。フロートトイレと共にホテルライクな空間を望まれる方も少なくなく、施工事例は100万を超えている記事が多いです。
売れている理由とメリット
フロートトイレが人気を集める理由は、掃除のしやすさとデザイン性です。床に接していないため、モップ掛けが簡単で衛生的に保ちやすくなっています。また、給水管や配線が見えないように設計されているため、見た目がクリーンでインテリアにマッチしやすい点が好評です。「ホテルみたいなトイレにしたい」と望まれる方に人気です。
デメリット
フロートトイレの設置には、壁や床の十分な強度が必要なため、事前に補強工事が必要になるケースがあります。補強工事が必要になる関係で施工日数も3日~4日掛かることもあります。
まとめ
LIXILのトイレは、デザイン性と清掃性を両立させたモデルが多く、毎日の使い勝手を考えて選べる点が大きな魅力です。施工実績を振り返ると、価格や設置条件とのバランスから、アメージュ便器やアメージュシャワートイレが特に多く選ばれていることが分かりました。
タンクレスのサティスやデザイン性の高いフロートトイレなど、高機能・高級モデルも、空間にこだわりたい方には根強い人気があります。
トイレを選ぶ際は、機能・価格・設置条件を総合的に判断することが重要です。