地震が起きたとき、キッチンの扉が開いて中の食器や調理器具が飛び出してしまうことがあります。
実はこうした二次被害は少なくなく、割れた食器でけがをしてしまうケースもあるため、事前の備えが大切です。
クリナップの「扉開放防止部品」は、揺れを感知すると扉を自動でロックし、収納物の落下や破損を防ぐための対策部材です。
キッチン本体やカップボードのキャビネットに設置することで効果を発揮します。
比較的取り入れやすい地震対策のひとつとして、リフォームや点検のタイミングであわせて検討してみてはいかがでしょうか。
商品の特徴
クリナップの扉開放防止部品は、地震などの揺れを検知すると自動で扉をロックする仕組みです。
揺れによって扉が不用意に開くのを防ぎ、収納物の破損や落下によるけがのリスクを軽減します。
また、揺れが収まるとロックは自動的に解除されるため、普段の開閉操作に支障はありません。
日常の使い勝手を損なわずに、いざという時の安心を備えられる点も特長です。
部品のみの販売はなし
取り付け位置や収納構造との整合が求められるため、部品のみでの販売は行われていません。
対象商品と価格の目安
本部品の対象は、クリナップ製の吊戸棚などに限られます。
システムキッチンは2001年2月以降の製造品、セクショナルキッチンは2001年7月以降、洗面化粧台は2000年5月以降の製品が対象です。
なお、扉開放時の安全確保を目的とした部品のため、強度が不足するアルミ製・ステンレス製・ガラス製の扉には取り付けできません。
事前に対象条件を確認のうえ、適合する製品かどうかをご確認ください。
価格の目安
標準商品価格は6,600円~となっており、技術料・出張費を含んだ金額です。
こちらは1個取り付けた場合の目安となります。
2個目以降の設置を希望される場合は、1個につき部品代1,210円※が別途必要です。(※価格は変動することがあります)
設置数や現場状況によって費用が異なる場合がありますので、詳細は事前にご確認ください。
実際の導入例と注意点
リフォーム工事の際に、吊戸棚へ扉開放防止部品を設置した事例をご紹介します。
外観に大きな変化はなく、扉を閉めている状態では部品の存在はわかりません。
キャビネット上部に取り付ける仕様のため、収納量に影響が出ることもありません。
見た目や使い勝手を損なわずに、防災対策をプラスできる点も魅力のひとつです。
注意点
扉開放防止部品は、震度4~5以上の揺れで作動する機構を備えています。
ただし、建物の構造や階数、吊戸棚の収納状況、揺れの大きさなどの条件によっては、ロックが作動しない場合があります。
また、地震によって本体が故障した場合や、収納物が破損した場合でも、修理費用や損害は補償の対象外となります。
あくまで被害軽減を目的とした対策であることをご理解のうえ、ご検討ください。
まとめ
扉開放防止部品は、比較的少額で取り入れられる地震対策のひとつです。揺れを感知して扉を自動でロックし、収納物の落下や散乱を防ぎます。
大がかりな工事をせずに導入でき、新築時やリフォーム時はもちろん既存のキッチンにも対応可能です。いざという時に備え、安心をプラスしてみてはいかがでしょうか。