廃材再利用率 約80%
ニッカホームは廃棄物を減らすため、
リサイクル活動に全社で取り組んでいます。
今あるものを徹去し、壊す所から始まるのがリフォーム工事。廃棄物の関係は切っても切れません。
しかし、地球の資源には限りがあります。撤去したものすべてをそのまま廃棄するだけでは、費用がかさむばかりでなく、環境にも優しくないですね。
どうしても廃材(ゴミ)の生まれてしまうリフォームですが、リフォーム会社としてのキャリアが長いニッカホームだからこそ、廃材を減らしてリサイクルするための取り組みにも全社で徹底して取り組んでいます。
工事件数の数だけ廃材も発生します
2021年度 ニッカホーム全体でリサイクル処理をしたゴミの総量 |
28,725.28トン |
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数字だけを見てもピンと来ないかもしれません。
この量の廃材がどの程度の質量を持つかというと、東京ドームの約2%、小学校にある25mプールの約78杯程度に該当します。
そしてこの数はニッカホームへのリフォームのご依頼件数とともに年々増加を続けているため、工事はもちろんのこと、工事後に発生した廃材の処理にも手を抜きません。
リサイクルで社会貢献をしています
上記のように、ニッカホームでは年間約28,000トンものゴミの内、実に76%が再資源化され、様々な製品や原料や燃料に生まれかわっています。
例えば木材の場合は、平成25年度において約4,800トンの廃材がゴミとしてリフォーム現場から発生しました。この内のほぼ100%が、燃料チップや木質系の建築資材として生まれ変わっています。
その他の廃材も、どのようにリサイクルされているか一部をご紹介します。
リサイクル前 | リサイクル後 |
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クッションフロアの廃材 | ビーチサンダルの一部 |
PET樹脂 | ニッカホーム従業員が着る作業服の原料である再生PET繊維 |
石膏ボード | 土木工事で使用する路盤材や、石膏ボード |
便座を破砕したもの | 再生プラスチック原料として100円ショップに並ぶ商品や、お菓子のおまけ等のおもちゃ |
など、様々な所で循環型社会に貢献をしております。
持続可能な社会を築くこと・地球環境の保全を課題として掲げ、ニッカホームでは環境事業部を筆頭に全社でリサイクルに取り組んでおります。
脱炭素社会をめざして
国内年間発電量の7.4%まで太陽光発電の普及が進展してきた一方で、更なる導入拡大には従来の技術では設置困難な場所への普及が不可欠です。壁面や窓・工場屋根等にも設置できる、軽量・低コストな次世代型太陽電池の国際的な開発競争が激化しています。
その中で、次世代型太陽電池の一つである「ペロブスカイト型」で世界最高の変換効率を達成する等、日本の企業等は技術力で世界をリードしつつあります。
ニッカホームでは、この技術を活かした次世代建材の製品化・普及に関わることで住宅リフォームを通してカーボンニュートラル目標を実現する一助となる事を目指し、京都大学・若宮教授を中心に設立された「フィルム太陽電池研究コンソーシアム」に参画いたしました。
ペロブスカイト太陽電池を中心としたフィルム太陽電池のシーズとニーズをマッチングし、ペロブスカイト太陽電池の実用化を促進する趣旨のもと、研究開発動向及び市場動向に関する情報交換・人的交流・勉強会などに取り組んでいます。
ペロブスカイト太陽電池とは?
京都大学教授 若宮 淳志先生による、ペロブスカイト太陽電池のひとつ・フィルム太陽電池(塗る太陽電池)の解説動画をご紹介します。