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足が届かない!?最新トイレ座面高事情!!

生まれ育ちもわたしはマンション暮らしで営業をやっていて困ったことはたくさんあるのですが、身近な問題ではこんなことがありました。
 
それは戸建住宅のトイレのお取替えをした際のこと...
無事にお取替えも終了し、工事は完了したのですが、数日後に連絡がかかってきました。
 
「トイレに座ったとき、足が届かないんだけど...。」というご連絡でした。
 
これと言って何か変わっているものを取り替えたわけではありません。
有名なメーカーのごく一般的なトイレを取り付けました。
では何が原因だったのでしょうか。メーカーへ直接聞いてみました。
 
■日本人の平均身長が伸びたから!?
 
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今から30年以上前の頃は【座面高(便器と便座の高さのこと)】は38~40cmでしたが各メーカーとも少しずつ変化をしてきました。
さらに15年前頃には39~41cmと少しずつですが大きくなっていることが分かります。
そして現在では、種類によってさまざまですが約38~42cmと20年以上前の商品と比べても全く変わってますよね。
 
(※便器・便座の種類によって高さが多少変わることもございます)
 
 
30年前~現在に至るまでの50代の平均身長は約5cm程伸びているのです。
ですから便器の高さを高くするということは納得できますよね。
 

■ユニバーサルデザインで身体をサポートする!?

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現在日本の総人口に対して65歳以上の高齢者の人口が占める割合が既に23%を超えており、「超高齢社会」となった日本ですが用を足す際には座面高が高い方が立ち座りの負担も軽減できるので、ひざや腰の悪い人にはとても優しいつくりなのです。
 
(※「超高齢社会」...総人口に対して65歳以上の高齢者人口が占める割合が21%を超えた社会のこと。2007年には21.5%となっています。)
 
以前わたしも過度な運動で腰の骨を骨折したり、ヒビ割れ、ヘルニアをやりましたが、その時のトイレは本当に苦痛でした。
 
コルセット(腰を固定させるもの)や私の場合はギブスもあるのでうまく体が曲がらないですし、曲げると電流が走るかのようにピキーンと痛くなるので【すぐしゃがめない】【すぐ立てない】【ハンドルまで手を出すことができない】
 
...というより【曲げたくない】これにつきます。
 
腰痛の方やひざの悪い方はわたしと似た状況なのではないでしょうか。
 
実際、介護が必要となり車いすが必須となったときには今『高いなぁ』と思われている座面高をもっと高くしなければいけません。
 
その場合はこういった商品もあります。
 
◆立ち座りのしやすい高さにする為の補高便座
 
今の温水便座のままでも使用できるような補高便座やウォシュレット機能もついている便座とあり、どちらとも高さが3cm上がるタイプか5cm上がるタイプがあります。
 
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◆立ち座りをサポートする器具
 
便座が電動で昇降し、トイレへの着座や立ち上がりをサポートしてくれるという優れもので、身体の状況に合わせて角度や高さを選べるので、ひざや腰が悪い方、またはトイレでの介助を手助けしてくれます。
 
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話は戻ります。ではこの高さはどうにもできないのでしょうか。
 
まずはショールームへ来店していただき、実際に確かめてみてください。
 
普段スリッパをはいている方はスリッパを、普段裸足の方は靴下の状態で展示品のトイレに座ってみましょう。
 
すると見た目では変わらないものでも高さの変化を感じとって頂けるはずです。
 
次にトイレのマット・トイレ用のスリッパ・踏み台などを常備しましょう。
 
ちいさいお子さんがいる場合は小さな踏み台を用意してあげると思い切り飛び乗って便座を割ってしまう...なんてことが防げます。
 
トイレ用のスリッパは他のものよりも少し底の厚いものにし、さらにマットを敷くことで汚れ防止にもつながります。
 
それでもやはり床面はキレイに出したい。
 
というかたには、便器の型どおりにかたどり、床を全体的に上げるという施工をされた方もみえますが、現場調査とお打合せをさせていただいて適格なプランニングをさせていただくことが重要となります。
 
では何故マンション暮らしの私が困ってしまったのかと言いますと...
 
戸建住宅よりもマンション用のトイレの座面高が低くなっているからです。
 
その差約1cm、されど1cm。
 
我が家も約3年前にトイレの取り替えをお願いしました。
 
その時はマンション用の方が座面高が低くなっていることや当たり前にトイレ用のマットとスリッパを使用しているから何も違和感なく過ごしていたのでしょう。
 
まずトイレの便器の高さが違うことや年々上がっていることなど分かりませんよね。
 
取り替えを行ってから「こんなハズじゃなかった」といったようなトラブルをなくすためにも、ぜひお近くのショールームへお越しくださいね。

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