Nikka Column
リフォームブログ
室内物干しについて
梅雨時に室内に干す以外に
『花粉や有害物質を洗濯物につけたくない・・・』
『共働きで外干しができない・・・』
『人目が気になる・・・』
『突然の豪雨や雪などの悪天候時もあり心配・・・』
などなど、理由はありますが
日本は1年を通して部屋干しをしている家庭が多いようです。
では具体的にどのようなモノや場所で室内干しが行われるのでしょうか。
室内干し 3種類
★竿が昇降
ホシ姫サマ/Panasonic
~どんなモノ~
普段は竿ごと天井の中に収納されていて、使用する時に手元まで降りてきます。
干し終わると天井近くまで上げて使用します。手動のものや電動もあります。
メリット
①設置場所も様々(リビング、洗面室、階段ホールなど)
②リフォームに便利な天井直付けタイプもあります
③椅子に座って干すもともできる(電動タイプ)
★着脱式
ホスクリーンスポット型/川口技研
~どんなモノ~
本体の厚みは13mm程度で見た目はダウンライトがついているようなイメージで目立ちにくい。
カチッと金具と竿を取り付けることで簡単に物干しになります。
メリット
①すっきりした見た目で簡単に着脱できる
②和室の天井に合わせた色や斜めの天井にも設置可能
ポイント
取り外したときはポールや竿の置場が必要。
常に設置して使用し、不要な時だけ取り外すという使い方が一般的です。
★ワイヤー式
PID4M/森田アルミ工業
~どんなモノ~
ワイヤーを引き出し、反対側の壁に取り付けた受け金具に引っ掛けてロックします。
ワイヤーの長さは4mまで適応します。
メリット
①ワイヤーだが10キロ程度の洗濯物が干せる
②小型で柱や小壁、マンションの梁下にも干せる
ポイント
一時的に室内に物干しを増やしたいときなどサポートとしてが一般的です。
※メーカーによって耐荷重に注意
★室内物干しと一緒にプラスの豆知識
設置する際は
洗濯動線に着目し洗濯機から干し場までの動きを考え家事動線を見直すことで
家事の負担を軽減することができます。
そして、コンセントを設け、サーキュレーターや除湿器をあわせて活用すると
効果は抜群です。
さらに調質建材であるLIXIL製のエコカラットなども取り入れることで
気になる匂いも抑えることができます。
★まとめ
お住まいに合わせたライフスタイルで室内物干しの種類、動線を考えることが大切です。
送風機や調質建材なども合わせて検討するとより効果の高い場所、空間になるといいですね。