テレビドラマを見るたびに思います。登場するお部屋はなんてオシャレなのだろう!と。
登場人物たちはキレイでカッコよくてスタイリッシュなお部屋に住めてうらやましい!と何度思ったか分かりません。
職業柄、私が特に注目してしまうのはキッチンです。
特に無垢木や鉄が使われているような、レトロ感のあるキッチンが出てくると「お、どこのかな?」と注目してしまいます。
「真似したいけど、テレビ仕様の美術協力品なのでは?」「一般的には売られていないキッチンでは?」と思われがちですが、実はある程度仕様を真似することは可能です。
そこで今回はメディアでもよく取り上げられているモダンでおしゃれなキッチン「ウッドワン・フレームキッチン」を、メリット・デメリットを交えてご紹介したいと思います。
ぜひリフォームの参考にしてみてくださいね♪
フレームキッチンとは?
フレームキッチンとは、鉄の枠と無垢材を組み合わせて作るキッチンの事です。
シンク部や加熱機器部などの独立ユニットと、調理・収納部の連結ユニットの組み合わせでできており、自分の好みに合わせてプランニングできる極めて自由度の高いキッチンです。
フレームキッチンの魅力・メリットとは?
黒い鉄・無垢木の魅力
フレームキッチンでまず目を引くのは、インダストリアルな金属枠と無垢木で構成されたモダンな美しさではないでしょうか?
あまりのカッコよさにカタログを開く手がとまりません。鉄と無垢材の組み合わせというとアンバランスになりがちなのに、何故こんなにも人は惹かれるのか。
自分の家もこんな風にしたいなと憧れてしまいます。
魅せる収納
お気に入りの食器をまるでインテリアのように見せることができます。
割と雑然とお皿や調理道具を置いていても、不思議とおしゃれに見えますね。
引き出しがない分、どこに何があるのか一目で分かりますし、ワンアクションで物を出し入れできるところも魅力です。
また、籠などで収納を工夫できるのも楽しそうです。
和の空間にも洋の空間にもマッチするフレームキッチンは住居スタイルを選びません。
ゆるっと木製スリットで隠せる
見せるだけではなく、ゆるやかに隠すこともできます。
無垢木で自然に目隠し出来るところも、フレームキッチンの魅力です。
横に広いキッチンが作りやすい・コンロやシンクの位置が選べる
フレームキッチンは横にどんどん並べるようなI型レイアウトが得意です。
たとえばシンクが中にくる配列なら、間口2575mm~3675mmの中から選べます。横にとことん広いキッチンを作りたい人にはフレームキッチンはもってこいです。また、コンロやシンクの位置も変更しやすいので、家事動線を考えたレイアウトに簡単にできるところも人気です。
フレームキッチンのデメリットは?
ここまで素敵な写真の数々をみていると、「次のキッチンはフレームキッチンにしよう!」と思ってしまいますが、どんなに素敵なものでもやはりデメリットはあります。
L型キッチンは選べない
料理が好きな方に大人気のL型キッチンですが、実はフレームキッチンでは作ることができません。理由は角を連結させる部材がないからです。同じ理由でコの字型のキッチンもできません。ただ並べることなら出来るようですが、隙間が出来たり見た目的にも不自然になりかねないので、推奨はできません。
取り付けられる機器に制限がある
フレームキッチンは無垢木を使用している絡みで、取り付けられる加熱機器(ガスコンロ・IHクッキングヒーター)に制限があります。基本的にはカタログに載っているものから選ぶことになるので、取り付けたいと思った加熱機器が取り付けられないことも。また食洗機も、深型のものは固定ができないので取付不可です。他にもビルトインオーブンも取付が出来ないので注意が必要です。
まとめ
コンロやシンクの位置をカスタマイズ出来、見せる収納が作れるフレームキッチン。
無垢木が使われているということで、耐水・耐候性が気になるところですが、ウレタン塗装が施されているので、水の染み込みや日焼け・ひび割れに強くなっており、またお手入れの手間自体は一般的なシステムキッチンと変わりありません。
フレームキッチンのネックは取り付けられる機器で、カタログに掲載されていないものを取り付けると、想定外の不具合が出てくる可能性があります。
しかしカタログに掲載されている機器も、食洗機はミーレ製のものが選べたりと性能の良いものが選べるので、選択肢は狭いですが納得のいくキッチンを作れる可能性はあります。
ウッドワンの一部ショールームではフレームキッチンの展示がありますので、ぜひ一度現物を見てみては如何でしょうか?
フレームキッチンの魅力は見せる収納にあります。「自分だったらこうする」と想像するだけでも楽しいですよ!
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