
畳をフローリングにして得られる新たな生活空間
- 暮らしのヒント
2025.01.28
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- ニッカホーム本社スタッフ
Nikka Column
リフォームブログ
正面が壁側についているキッチンのことで、対面キッチンとの対比でよく使われる言葉です。従来の日本の住宅ではよく見られるレイアウトで「実家は壁付けキッチンだった」「築年数が経った賃貸に住んでいた時は壁付け型だった」という方も多いのでは?
壁にキッチンを設置する分、ダイニングルームを広く使うことができます。間取りがDKでも空間を圧迫しにくく、室内の中心に大きなテーブルを置く場合も安心のレイアウトです。また、加熱機器やシンクへのアクセスも短く、対面型のカウンターキッチンのようにぐるりと回りこむ必要がないのでストレスがありません。家事動線の点でも優れているレイアウトです。
「壁に向かって作業していると落ち着く」「効率よく料理や片付けができる」と作業効率の点でメリットを感じる方もいます。リビングの方を向いて作業をしているとどうしてもテレビや家族との会話に夢中になってしまい、手元がおろそかになるという人も。また、壁に向かって調理ができるので、汚れのことを気にせず思いっきり料理ができます。対面式のオープンキッチンだと人の目がある分、調理中でも随時清掃する必要がありますが、壁付けキッチンの場合はある程度自分都合で動くことができます。
窓の外をときどき眺めながら料理をするのも気分転換になって楽しいものです。また窓際で葉物野菜やハーブを育てて料理に使うのもいいかもしれませんね。
キッチンが新しくなるとどうしても使い勝手が変わります。慣れた位置にあるキッチンだと今まで通りの家事動線で動くことが出来るので、馴染むのも早いです。キッチンのレイアウトが変わると使いこなすのに時間がかかってしまい、「こんなはずではなかったのに」と後悔することも。また壁付けキッチンから対面キッチンへ変更すると「思っていたよりも部屋がせまくなった」「動きにくい」と感じる方もいます。壁付けから壁付けのキッチンに交換すると、使い慣れたレイアウトのままキッチンはキレイになるので満足感をすぐに感じやすいのです。
対面型に比べてキッチンの交換費用が安く済む・施工日数が短い・ダイニングが広く使える・家事動線の点でも優れていると一見良いことづくめのように見えますが、やはり使う人によってはデメリットがあります。
壁付けキッチンのすぐ後ろにダイニングテーブルがある、そんなお宅で育ったという方も多いのではないでしょうか?実は壁付けキッチンの後ろは、ダイニングテーブル以外のものが置きにくいのです。空間を節約するために壁付けキッチンにしたのに、室内の真ん中がデッドスペースになるなんてことも。
対面キッチンを選ぶ方のほとんどは「調理中も家族と話をしたい」「テレビを見ながら作業をしたい」という要望を持っています。壁付けキッチンは作業に集中できるという点では優れていますが、やはりダイニングやリビングに背を向ける分、会話はしにくいですしテレビも音だけを聞くような状態になってしまいます。
LDKのレイアウトで壁付けキッチンにした場合、対面式のオープンキッチン同様ダイニングやリビングから、シンクやワークトップ(作業台)のなかが丸見えになってしまいます。やはりマメな清掃や片付けが必要になります。
LDKのレイアウトで壁付けキッチンにする場合、下記のようにカウンターを置いてキッチンのなかを隠すこともできます。
キッチンのなかを隠せるだけでなく、作業スペースが増えて便利ですし、食器の受け渡しもスムーズに行えます。
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