飲食店開業電気に伴う電気容量見直し
こんにちは。ニッカホーム法人事業部です。

先日、新規飲食店開業の工事を請け負った際に行った、電気容量の見直しについてご紹介します。
今回は名古屋市で飲食店を新規で開業されるお客様で、店舗は居抜きの賃貸を借りられて、そこの工事をご依頼いただきました。
当テナントは以前は子供服を扱う店舗だったそうですが、水道やガスの形状から、そのまた昔は小さな飲食店だったようにも見えました。

築年数も古く、当時はあまり多くは使わなかったであろう、電気容量についても現在の機器類を考えると不足すると思われましたので、電気容量の見直しをお勧めしました。

使用予定の電化製品は、ルームエアコン、IHクッキングヒーター、電子レンジ、瞬間湯沸かし温水器、電子ケトル、炊飯器、トイレシャワー便座、業務用冷蔵庫、冷凍庫、しっかり容量を使う家電製品がたくさん…。
店舗の現在の電気契約は30Aでしたので到底足りません。
そこで中部電力に依頼して、電気契約の変更を依頼しようと思いましたが、当物件は3F建てで、各フロアの電気容量の関係もあり30A以上上げられないと言われてしまいました…。
このままでは飲食店の開業が出来なくなってしまいますので、いくつかの方法を検討しました。
① 物件の幹線(電柱から来る太い大元の電線)を太いものへ交換
② 物件に動力(200V)を新規契約する(エアコンのみこちらへ切り替え)
③ 2F、3Fの使用を制限して、1Fに容量を回す。
④ 物件の幹線を増設する※テナントの場合のみ可能
結果としては④の方法となりましたが、例えば③であれば工事費用を抑えることが出来ますので、物件オーナー様と確認を取りながら進めました。
④は住宅では不可能ですが、テナントの場合のみ同一物件内に2本幹線を引き込むことが出来ます。
正確には、幹線は1本ですが、物件に入る第一支点で二手に分けて、既存幹線と新規幹線に分ける工事です。

事前に新規幹線の工事を中電工事までに行い、準備万端で当日を迎えました。
中電の委託業者が高所作業車で、幹線の入れ替えを行ってくれます。
各種申請は必要となりますが、工事自体は無償です。

2時間程で工事は完了です。
天気が心配でしたが何とか雨が降らなくて良かったです。
これで1Fだけは電気経路が独立したので、最大で100Aまで利用可能となりました。
一旦は60Aで契約しますが、いつでも容量追加が可能です。
今回は分電盤の交換も含み、324,500円(税込)で、幹線工事を行いました。(計画申請費含む)

店舗開業をご検討の方は是非一度、電気容量についてもご確認下さい。
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